「東戸塚駅」よりバス10
「公園前」バス停 下車徒歩1

  • 診療時間

    • 日祝
  • 9:00~13:00

  • 14:30~18:00

土曜日は9:00~16:00の診療となります
※第3木曜日 オーラルフレイル検査日は9:00~13:00

【第二回】子供の歯並びを守る:予防と早期対策 – 親が知るべき次の2つのこと

【第二回】子供の歯並びを守る:予防と早期対策 - 親が知るべき次の2つのこと

東戸塚駅から車で7分、戸塚区名瀬町の「高松歯科医院」です。

前回、子供の歯並びと成長に関する基礎知識をお伝えしました。今回は、その知識を踏まえて、歯並びの予防と早期対策について解説します。

4. 歯並びの予防法

歯並びの乱れを予防するために、以下の点に注意しましょう。

適切な歯磨き習慣

歯磨きは虫歯予防だけでなく、歯並びにも影響します。1日3回、特に就寝前の歯磨きを習慣づけましょう。2歳頃までは親が磨き、その後は子供と一緒に磨くことをおすすめします。

指しゃぶりと おしゃぶりへの対応

長期的な指しゃぶりやおしゃぶりの使用は、歯並びに悪影響を与える可能性があります。3歳までにこれらの習慣をやめさせることが理想的です。

適切な食事と栄養

カルシウムやビタミンDなど、歯や骨の成長に必要な栄養素を十分に摂取することが大切です。また、硬い食べ物をよく噛んで食べることで、顎の発達を促します。

5. 早期発見と対策

歯並びの問題を早期に発見し、対策を立てることが重要です。

定期的な歯科検診

6ヶ月に1回程度、定期的に歯科検診を受けましょう。歯科医師が歯並びの状態をチェックし、必要に応じてアドバイスをくれます。

家庭でのチェックポイント

  • 歯と歯の間に大きな隙間がないか
  • 前歯が真っ直ぐに生えているか
  • 上下の歯がきちんと噛み合っているか

これらの点を日頃から観察し、気になる点があれば歯科医に相談しましょう。

早期矯正治療

場合によっては、早期の矯正治療が推奨されることがあります。例えば、顎の発達に問題がある場合などです。ただし、早期治療には賛否両論があるため、専門医とよく相談して決めましょう。

実践的なアドバイス

年齢別の歯並びケアのポイント

  • 0-2歳:適切な哺乳瓶の使用、指しゃぶり防止
  • 3-5歳:正しい歯磨き習慣の確立、バランスの良い食事
  • 6-12歳:永久歯の生え変わりの観察、定期的な歯科検診

歯並びを良くする遊びや習慣

  • 風船やシャボン玉で遊ぶ(口の周りの筋肉を鍛える)
  • よく噛む習慣をつける(やわらかい食べ物ばかりにしない)

Q&A

Q1: いつから歯並びを気にすべき?
A1: 乳歯が生え始める6ヶ月頃から注意を払い始めるのが良いでしょう。

Q2: 歯並びは遺伝だけで決まる?
A2: 遺伝の影響は大きいですが、生活習慣や環境も重要な要因です。

まとめ

予防と早期対策は、お子様の健やかな歯の成長にとって非常に重要です。日々の習慣づくりと定期的なチェックを心がけましょう。

次回は、矯正治療と自然な改善の可能性について詳しく解説します。お楽しみに!