東戸塚駅から車で7分、戸塚区名瀬町の「高松歯科医院」です。
初めて子供を持つ親の皆さん、お子様の歯並びについて不安や疑問を感じていませんか?実は、歯並びは子供の健やかな成長に大きく影響します。今回は、子供の歯並びと成長の関係について、親が知っておくべき基礎知識をお伝えします。
1. 年齢による歯並びの変化
子供の歯並びは、年齢とともに大きく変化します。
乳児期(0-2歳)
生後6ヶ月頃から乳歯が生え始めます。この時期の歯並びは不揃いでも心配ありません。
幼児期(3-5歳)
乳歯が20本そろう時期です。歯と歯の間に隙間があるのが正常で、将来の永久歯のためのスペースになります。
学童期(6-12歳)
乳歯が抜け、永久歯に生え変わる混合歯列期です。この時期に歯並びの乱れが目立つことがありますが、多くの場合は成長とともに改善します。
2. 成長に伴う歯並びの問題
子供の成長過程で、いくつかの歯並びの問題が現れることがあります。
出っ歯
上の前歯が前に突き出た状態です。
受け口
下顎が前に出て、下の前歯が上の前歯より前に出ている状態です。
八重歯
永久歯が重なって生えてくる状態です。
これらの問題の多くは、顎の成長とともに自然に改善することがあります。しかし、改善が見られない場合は、歯科医師に相談することをおすすめします。
3. 歯並びが与える影響
歯並びは、お子様の日常生活や成長に様々な影響を与えます。
咀嚼能力
歯並びが悪いと、食べ物をうまく噛み砕けず、消化や栄養吸収に影響を与える可能性があります。
発音
歯並びの乱れは、正確な発音を妨げることがあります。特に「サ行」や「タ行」の発音に影響が出やすいです。
顔の形
歯並びは顎の発達に影響し、結果として顔の形にも影響を与えます。
これらの影響を考えると、お子様の歯並びに注意を払うことの重要性がわかりますね。
まとめ
今回は、子供の歯並びと成長に関する基礎知識として、年齢による変化、成長に伴う問題、そして歯並びが与える影響について解説しました。これらの知識は、お子様の健やかな成長をサポートする上で非常に重要です。
次回は、歯並びの予防と早期対策について詳しく解説します。お楽しみに!