健康な歯を
未来に残す小児歯科
虫歯を予防すること、歯並びを整えること、噛み合わせを調整することは、お子さんの全身の健康や適切な成長に役立ちます。
お子さんの歯、とくに乳歯は虫歯になりやすいですし、歯並びも顎の成長を利用して矯正を行えば少ない負担で整えることができます。
早い段階で歯科医院を利用するほど、お子さんにの成長とって利点に結びつくことがたくさんあります。
小児歯科の重要性
子どもの歯の健康は親御さんと一緒に
当院での小児歯科は、治療よりも予防に重点を置いたものとなっています。
しかし、お子さんの手で上手にセルフケアを続けるのはなかなか難しいものです。そこで歯科医院を定期的に利用して、お子さんのお口のケアを行いましょう。また、ご家庭でのケアと定期的な通院を習慣づけることは、お子さんの将来の健康にとっても大きなプレゼントになります。
まずは歯医者さんを好きになってもらうところから
お子さんにとって歯科医院は怖い場所と認識されがちです。そのため、当院は無理な治療をせず、最初は椅子に座ることや口を開けることなどから初めて、慣れてもらうことを大切にしています。
また、週に3回は託児スペースをオープンして、おもちゃや絵本に触れることができる環境にすることで、お子さんにとって馴染みやすい場所であるように努めています。
小児期の歯の健康のために
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当院で行う小児歯科治療
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歯磨き指導
歯磨きはご家庭でできる身近なセルフケア。しかし最初から一人で歯磨きできるお子さんはいませんから、親御さんが磨いてあげたり、仕上げ磨きをしてあげたりすることが大切。当院では年齢ごとのお子さんへの歯磨き指導、親御さんへの仕上げ磨き指導も行っています。
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シーラント
お子さんの奥歯は上面の溝が深く、食べ物が詰まることと磨きにくいことで虫歯リスクが高い特徴があります。そのため、シーラントというプラスチックで溝を埋めることで虫歯を予防しやすくなります。
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歯のクリーニング(PMTC)
どうしても取りにくい歯の汚れを歯科衛生士の手で落としていく、プロフェッショナルケアです。定期的な受けていただき、お口の検査も合わせて行っていくことで、虫歯の発生などに気づきやすくなり、初期段階の治療提案にもつながります。
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フッ素塗布
永久歯に生え変わったばかりの時期は、エナメル質などが薄いことから虫歯にかかりやすい傾向があります。フッ素は虫歯菌の活動を抑え、歯の再石灰化を促進し、歯質を強くする3つの効果で予防に役立ちます。ぜひクリーニングと合わせてご利用ください。
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虫歯にならないために生活習慣も見直しましょう
乳歯や生え変わりしたばかりの永久歯は虫歯になりやすいと言われており、このようなお口の環境が悪くなる仕組みを知っていると、虫歯を予防しやすくなります。
実は食事の後はお口の中が「酸性」になり、歯が溶けだすこと(脱灰)が起こりやすくなるため、だらだらと食べる時間が長いほど虫歯リスクは上がります。また、砂糖などの糖質を多く含まれるお菓子やジュースなどを取るほど危険性が高まることも知られています。
このような生活習慣を見直し、改善することで、虫歯の予防に繋がっていくのです。生活習慣の見直しのポイント
- 長時間、食べる習慣
- 糖分の取り過ぎはないか
- 1日のうちバラバラな時間に食べる習慣
- 食事後の歯磨きの習慣
- 食事のバランスはとれているか
…など