年齢や要望などに合わせ
歯並びを矯正していく
「昔から歯が出ていて人前で笑えない」「歯並びが綺麗な人が羨ましい」・・・歯並びに悩む方は多く、当院にもお口もとでお悩みの患者様が多くお越しになります。
歯並びは見た目の影響だけでなく、歯の周りの清掃性の悪さから汚れが残りやすかったり、舌の邪魔をしてしまい発音しにくかったりと、さまざまなところに影響を及ぼします。
当院では、いつの時期から、どんな風に治療を進めていくか、患者さんのご要望を取り入れながら、矯正歯科治療を提案していきます。
こんな歯並びのお悩み
ありませんか
-
出っ歯(上顎前突)
上の歯列が下の歯列より前方に大きく突き出た状態です。特定の音の発音がしにくい、口呼吸、ドライマウスなどのリスクが高まります。
-
受け口(下顎前突・反対咬合)
下の歯列が上の歯列より前方に出ている状態です。「しゃくれ」とも呼ばれていて、食べ物を十分に噛み切れないので咀嚼にトラブルが生じます。
-
乱杭歯(叢生)
歯がバラバラに生えている状態です。叢生は特にブラッシングが難しいため、虫歯や歯周病の罹患リスクが高い傾向にあります。
-
開咬
上下の前歯が重なり合わずに、隙間が生まれている状態です。口を閉じにくく、ぽかんと口が開きがちになります。
-
過蓋咬合
上下の前歯の重なり合いが強く、下の歯が見えない状態です。ディープバイトとも呼ばれています。見た目的には問題ないかもしれませんが、歯や顎に負担がかかります。
-
すきっ歯(空隙歯列・正中離開)
空隙歯列は、歯と歯の間に隙間がある状態です。いわゆるすきっ歯として知られています。見た目が気になったり、発音に支障が出たりします。
矯正歯科をすすめる3つの理由
1.虫歯や歯周病の予防につながる
虫歯や歯周病に関わる菌は、お口の中に残った食べ物のカスや磨き残しを食べて繁殖し、活動します。虫歯菌や歯周病菌が長く留まり続けると、歯を溶かしたり歯ぐきを弱らせたりと重症化が進み、いずれは歯が抜けてしまうケースも。
歯ブラシの行き届きにくい口腔内は菌や食べかすが残りやすいお口となり、虫歯や歯周病の予防が困難なものになります。
日々のケアがしやすくなるように歯並びを改善するということが、虫歯や歯周病予防につながります。
2.口もとを綺麗に整えられる
「人前で笑えない。」「マスクが外せない。」・・・歯並びが悪いことを人に見られたくなくて、口もとを見せるのを苦手に感じている人は少なくありません。その原因が歯並びだとわかっていても、仕方のないことだと諦めている人も多くいます。人前で自信を持って笑えないことも、口もとを隠さないといけないことも辛いことですよね。
人の顔の3分の1は口もとで出来ています。歯並びが変わるだけでも顔の印象は大きく変わります。お悩みがある方はぜひ一度当院でご相談ください。
3.滑舌が良くなり会話が弾む
歯並びの悪さで影響が出るのは見た目だけではありません。実は、滑舌の悪さも歯並びが関わっていることが多いです。
歯並びが悪くなると、歯と歯の間に隙間ができてしまったり、舌が引っかかったりすることでサ・ラ行の発音がしにくくなってしまいます。人に何度も言葉を聞き直された経験はありませんか?
歯並びが良くなると、今まで会話をしにくかった方も、ストレスなく会話をすることができます。
矯正歯科を始めるのは
いつがいいの?
歯と歯茎が健康な状態であれば、年齢に関わらず矯正治療を始めていただくことができます。
実は、大人の矯正治療も増えており、40・50代はもちろん、当院で60代から治療を始められた患者さんもいらっしゃいます。
重要なのは乳歯の時点から始めるⅠ期治療(小児矯正)と
永久歯に生え変わってから行うⅡ期治療(成人矯正)でアプローチが異なることなのです。
-
Ⅰ期治療(小児矯正)
6歳から12歳のお子様であれば、Ⅰ期治療(小児矯正)を行うことができます。
Ⅰ期治療のメリットは、乳歯から永久歯に生え変わっていく成長・発育に合わせて顎のバランスを整えることができるという点です。歯の大きさに合わせて顎を広げることで、歯が生えるスペースをキープすることができます。 -
Ⅱ期治療(成人矯正)
永久歯が完全に生えそろった12歳以降では、Ⅱ期治療(成人矯正)を行うことができます。
Ⅱ期治療では顎の成長を終えた口腔内に対して、歯にワイヤーをつけることで力を加えて理想の歯並びへと誘導します。ガタガタに乱れた歯(叢生)や出っ歯(上顎前突)を改善することが可能です。
提供している矯正装置について
-
ワイヤー矯正
歯の表面に取り付けた矯正装置の間にワイヤーを通し、歯並びを正しく整えていく治療法です。固定式なので歯磨きがしにくくなったり、見た目が気になったりしますが、小児から成人までさまざまな症例に対応しています。
Meritメリット
- 幅広い症例に対応しています
- 矯正方法としては最も歴史が長いため実例が多く安心です、
Demeritデメリット
- 自費診療になるため、保険診療に比べ費用がかかります
- 金属のワイヤーだと目立ちやすい傾向にあります
-
マウスピース矯正
歯の表面に取り付けた矯正装置の間にワイヤーを通し、歯並びを正しく整えていく治療法です。固定式なので歯磨きがしにくくなったり、見た目が気になったりしますが、小児から成人までさまざまな症例に対応しています。
Meritメリット
- 透明なので治療中なのが気付かれにくくなります
- 金属アレルギーの心配がありません
- 取り外しができるので、ケアがしやすくなります
- 取り外しができるので、装着時の圧迫感や痛みは少なくなる。・通院回数が少なくて済みます
Demeritデメリット
- 自費診療になるため、保険診療に比べ費用がかかります
- 患者さんの症例によっては使用できない場合があります
- 一日の中で、長時間装着していただく必要があります
- 装着時間が短いと、マウスピースとの適合性が悪くなり、作り直す可能性が出てきます
費用について
-
矯正費用
相談料 無料 検査診断料 ¥33,000 Ⅰ期治療(小児矯正) ¥330,000~495,000 Ⅱ期治療(成人矯正) ¥660,000~1,100,000円 部分矯正 ¥165,000~330,000円 -
再診料
Ⅰ期治療(小児矯正) ¥5,500 Ⅱ期治療(成人矯正) ¥4,400 -
保定
保定期間内の再診料 ¥3,300 -
抜歯必要な場合
通常の抜歯 ¥5,500 難抜歯 ¥11,000
矯正治療が終わっても
メンテナンスを
歯並びやかみ合わせが当院と患者様の理想とするゴールに辿り着いたら、長く使用した矯正器具を外していきます。そこから新たに保定装置(リテーナー)と呼ばれるものを装着します。
歯並びは、一度綺麗にならんでも舌癖や後戻りの力によって再び乱れていってしまいます。せっかく矯正費用と通院期間をかけて治した歯並びが再び乱れてしまうのは悲しいですよね。それを防ぐために使うのが、保定装置です。
後戻りのチェック・虫歯や歯周病の予防も兼ねて、定期的に来院していただくことをおすすめします。
矯正Q&A
-
Q
矯正中の痛みはありますか?
-
ワイヤーを調整した1、2日はある程度の痛みを感じます。
-
Q
スポーツや楽器の演奏はできますか?
-
スポーツや楽器の種類によって、影響でますのでご相談してください。
-
Q
治療期間は、どのぐらいかかりますか?
-
子供の矯正は永久歯がはえる中学生くらいまでかかります。
ワイヤー矯正は2〜3年かかります。 -
Q
矯正歯科に子供の相談するのは、何歳くらいがよいのですか?また、いつから始めるのがいいですか?
-
前歯の永久歯が生えたくらいの、7〜8歳くらいが望ましいです。
-
Q
ワイヤー矯正とマウスピース矯正の違いはなんですか?
-
ワイヤー矯正は24時間力をかけられるので、難しい症例にも対応できます。
-
Q
矯正治療に年齢制限はありますか?
-
歯周組織が安定していれば年齢制限はありません。
-
Q
毎月通院が必要ですか?
-
小児矯正は2〜3ヶ月に1回、ワイヤー矯正は1ヶ月に1回の来院です。