睡眠中に大きないびきを指摘されたり、十分に眠ったはずなのに日中の眠気が続いたりする場合、睡眠時無呼吸症候群が関係している可能性があります。いびきと睡眠時無呼吸症候群は混同されることがありますが、それぞれ異なる特徴があります。また、症状によっては歯科で対応できるケースもあります。「歯科とどのような関係があるのか」「どのような治療が行われるのか」と疑問を持つ方もいるでしょう。今回は、睡眠時無呼吸症候群といびきの違い、歯科との関係について、横浜市戸塚区の歯医者 高松歯科医院が解説します。
1. 睡眠時無呼吸症候群とは?いびきとの違い
睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が止まったり浅くなったりする病気です。いびきと混同されることもありますが、それぞれ特徴は異なります。
①睡眠時無呼吸症候群とは
睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に10秒以上呼吸が止まる、または浅くなる状態を繰り返す病気です。睡眠の質が低下することで、十分に寝ても疲れが取れにくくなることがあります。
②いびきとの違い
いびきは空気の通り道が狭くなることで起こる現象です。一方、睡眠時無呼吸症候群では、いびきに加えて呼吸が止まる状態を繰り返すことが特徴です。
③睡眠中にみられる症状
大きないびきや呼吸が止まる、息苦しさで目が覚めるなど、睡眠中に症状が現れることがあります。自分では気付きにくく、ご家族から指摘されることもあります。
④日中にみられる症状
日中の強い眠気や疲労感、集中力の低下、起床時の頭痛などが現れることがあります。睡眠時間を確保していても症状が続く場合があります。
⑤早めに気付くことが大切
睡眠時無呼吸症候群は、自覚しにくい病気の一つです。気になる症状やご家族からの指摘がある場合は、早めに医療機関へ相談することが大切です。
睡眠時無呼吸症候群はいびきとは異なる病気であり、睡眠中だけでなく日中の体調にも影響を及ぼすことがあります。特徴を理解し、気になる症状があれば早めに相談しましょう。
2. 歯科と睡眠時無呼吸症候群は改善する?
睡眠時無呼吸症候群は、原因や症状によって歯科治療で改善が期待できる場合があります。ただし、すべての方が歯科治療の対象となるわけではなく、症状の程度や検査結果によって治療方法が異なります。
①歯科治療で改善が期待できるケース
軽度から中等度の睡眠時無呼吸症候群では、歯科でマウスピース治療が行われることがあります。就寝時に専用のマウスピースを装着し、下顎を前方へ保つことで気道を確保しやすくし、いびきや無呼吸の改善が期待できる場合があります。
②歯科治療だけでは改善が難しいケース
重度の睡眠時無呼吸症候群や全身疾患が関係している場合は、歯科治療だけでは十分な改善が期待できないことがあります。その場合は、CPAP療法など医科での治療が優先されます。
③歯科と医科が連携する重要性
睡眠時無呼吸症候群は、お口だけではなく全身の健康にも関わる病気です。そのため、歯科と医科が連携し、それぞれの診断や治療を組み合わせながら対応することが大切です。
④適切な治療方法を選ぶことが大切
マウスピース治療が適応となるかどうかは、検査結果やお口の状態によって異なります。自己判断で治療方法を選ばず、医師や歯科医師と相談しながら進めることが重要です。
睡眠時無呼吸症候群は、症状によって歯科治療で改善が期待できる場合があります。まずは適切な検査を受け、自分の症状に合った治療方法を選択することが大切です。
3. 睡眠時無呼吸症候群が疑われたらどうする?
睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合は、そのまま放置せず、早めに医療機関へ相談することが大切です。自己判断せず適切な診断を受けることで、自分に合った治療につながります。
①症状を確認する
大きないびきや睡眠中の呼吸停止、日中の強い眠気、起床時の頭痛など、睡眠時無呼吸症候群が疑われる症状がないか確認しましょう。
②医療機関を受診する
気になる症状がある場合は、まず医療機関を受診し相談しましょう。必要に応じて睡眠時無呼吸症候群の検査が行われます。
③適切な検査を受ける
問診や簡易検査、精密検査などを行い、睡眠時無呼吸症候群かどうかを診断します。検査結果をもとに治療方針が決定されます。
④自分に合った治療を受ける
症状の程度に応じて、生活習慣の改善、マウスピース治療、CPAP療法などが選択されます。歯科で対応できる場合もあります。
⑤治療を継続する
治療開始後も定期的に経過を確認し、必要に応じて装置の調整や治療内容の見直しを行います。
気になる症状がある場合は、自己判断で様子を見るのではなく、医療機関へ相談することが大切です。適切な診断と継続した治療によって、症状の改善を目指しましょう。
4. 横浜市戸塚区の歯医者 高松歯科医院の睡眠時無呼吸症候群について
横浜市戸塚区の歯医者 高松歯科医院では、睡眠中のいびきや無呼吸が気になる方に向けて、睡眠時無呼吸症候群の歯科的アプローチを行っています。睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、就寝中に呼吸が止まったり浅くなったりする状態を繰り返す疾患で、日中の眠気や集中力低下だけでなく、全身の健康への影響も指摘されています。当院では医科での診断結果を踏まえ、歯医者として関われる範囲での治療をご提案しています。
【横浜市戸塚区の歯医者 高松歯科医院の睡眠時無呼吸症候群治療の特徴】
当院の睡眠時無呼吸症候群のポイント①:医科との連携を重視
横浜市戸塚区の歯医者として、内科など医科と綿密に連携。診断内容等をもとに、適応を確認した上で治療を進めます。
当院の睡眠時無呼吸症候群のポイント②:口腔内環境を踏まえた対応
マウスピース治療前には、作り直しが発生して余計なご負担が増えるのを避けるため、むし歯や歯周病、詰め物の状態など口腔内の検査を行います。必要に応じて関係機関と連携し、口腔内環境を整えた上で、睡眠時無呼吸症候群のマウスピース治療につなげています。歯医者として無理のない治療計画を大切にしています。
当院の睡眠時無呼吸症候群のポイント③:保険適用の可動式マウスピースに対応
当院では、保険適用で作製可能な可動式マウスピースを採用しています。可動式は装着したまま会話しやすく、就寝時も筋肉の動きを妨げにくいため、寝やすさに配慮されています。また、顎関節症がある方にも扱いやすい点が特徴です。
当院の睡眠時無呼吸症候群のポイント④:治療後も継続してフォロー
マウスピースは作って終わりではありません。作製後1〜3か月ほど使用に慣れてきた時期に、医科へ効果判定の検査を依頼し、就寝時の状態などを確認します。その結果を踏まえ、歯医者として必要な調整や評価を行い、継続的に対応しています。
横浜市戸塚区で歯医者をお探しの方、睡眠時無呼吸症候群やいびきについて気になる症状がある方は、まずはお気軽にご相談ください。歯医者の立場から、無理のない治療選択を一緒に考えていきます。
まとめ
睡眠時無呼吸症候群は、いびきとは異なり睡眠中に呼吸が止まる病気です。症状によっては歯科でマウスピース治療が行われる場合がありますが、まずは適切な検査と診断を受けることが重要です。症状の程度に応じて医科と歯科が連携しながら治療を進めることで、より適した治療方法を選択しやすくなります。睡眠時無呼吸症候群についてお悩みの方は、横浜市戸塚区の歯医者 高松歯科医院までお問い合わせください。
監修:高松歯科医院
院長 高松 朋矢
【所属学会】
日本口腔外科学会
国際歯周内科学研究会 評議委員
日本小児矯正研究会
ドライマウス研究会
抗加齢歯科医学研究会
歯の寿命を延ばす会
【取得資格】
社団法人 日本口腔外科学会 口腔外科認定医
厚生労働省 歯科医師臨床研修指導歯科医
ドライマウス研究会 認定医
日本歯科医学振興機構 臨床歯科麻酔管理指導医
