睡眠中に呼吸が止まる、あるいは浅くなる状態を繰り返す睡眠時無呼吸症候群は、自覚しにくい特徴があります。いびきや日中の眠気といった症状があっても、気づかずに過ごしてしまうことも少なくありません。こうした状態を放置すると、日常生活や健康への影響が大きくなる可能性があります。今回は、睡眠時無呼吸症候群を放置するリスクや見逃しやすいサイン、受診の目安について、横浜市戸塚区の歯医者 高松歯科医院が解説します。
1. 睡眠時無呼吸症候群を放置するリスク
睡眠時無呼吸症候群は単なるいびきの問題ではなく、全身に影響を及ぼす可能性があります。ここでは、放置した場合に考えられる主なリスクを解説します。
①日中の強い眠気
睡眠中に呼吸が止まることで深い眠りが妨げられ、睡眠の質が低下することがあります。その結果、日中に強い眠気を感じやすくなり、仕事や学業への集中力の低下につながることがあります。
②生活習慣病との関係
断続的な低酸素状態が続くことで、血圧の上昇や血糖値の変動に影響する可能性があります。こうした状態が続くと、高血圧や糖尿病などの生活習慣病のリスクが高まると考えられています。
③心臓や血管への負担
呼吸停止による酸素不足は、心臓や血管に負担をかける要因となることがあります。長期的には、心疾患や脳血管疾患に関連する可能性も指摘されています。
④事故のリスク増加
日中の眠気は、居眠り運転や作業中のミスにつながることがあります。特に注意力が低下すると、重大な事故を招くおそれもあります。
⑤精神面への影響
慢性的な睡眠不足は、気分の落ち込みや意欲の低下など、精神面にも影響することがあります。日常生活の質が低下する可能性もあります。
これらのように、睡眠時無呼吸症候群は気づかないうちに生活へ影響が広がることがあります。いびきだけの問題と考えず、気になる症状がある場合は早めに状態を確認することが大切です。
2. 気づきにくい睡眠時無呼吸症候群のサイン
睡眠時無呼吸症候群は、自分では気づきにくい特徴があります。見逃されやすいサインについて確認しておきましょう。
①大きないびきがある
睡眠中に大きないびきをかくことは、代表的なサインの一つとされています。ただし、いびきの自覚がない場合も多く、家族や同居者の指摘で気づくことがあります。
②呼吸が止まっていると指摘されることがある
寝ている間に呼吸が止まっている、または苦しそうに呼吸していると周囲から言われる場合は注意が必要です。本人は気づいていないケースも少なくありません。
③起床時のだるさや頭痛がある
十分な時間寝ているにもかかわらず、朝すっきりしない、頭痛があるといった症状は、睡眠の質が低下しているサインの一つと考えられます。
④夜間に何度も目が覚める
息苦しさで目が覚める、トイレに何度も起きるなど、夜間に目覚めを繰り返す場合は、睡眠が断続的に妨げられている可能性があります。
⑤日中の集中力が低下する
日中にぼんやりする、仕事に集中しにくいといった状態は、睡眠不足が影響していることがあります。慢性的に続く場合は注意が必要です。
これらのサインは一つだけでなく、複数当てはまることもあります。軽い症状でも継続している場合は自己判断で様子を見るのではなく、早めに状態を確認することが大切です。
3. 睡眠時無呼吸症候群の受診目安
睡眠時無呼吸症候群かどうか判断に迷ったとき、どのようなタイミングで医療機関を受診すべきか悩む方もいるでしょう。ここでは、受診の目安について解説します。
①いびきや無呼吸を指摘された場合
家族や周囲の人から、いびきが大きい、呼吸が止まっていると指摘された場合は、受診のきっかけになることがあります。客観的な指摘は重要な判断材料の一つといえます。
②日中の眠気が強い場合
会話中や仕事中に眠気を感じる、居眠りしてしまうなど、日常生活に影響が出ている場合は、早めに医療機関で相談することが推奨されます。
③生活習慣病がある場合
高血圧や糖尿病などの持病がある方で、いびきや眠気がある場合は、睡眠時無呼吸症候群との関連も考えられます。状態に応じて、受診を検討することが望まれます。
④起床時の不調が続く場合
朝の頭痛やだるさが慢性的に続く場合は、睡眠の質が低下している可能性があります。症状が続く場合は、医療機関での相談を検討しましょう。
⑤セルフチェックで疑いがある場合
睡眠時無呼吸症候群のチェックリストは、自身の症状や生活状況からリスクの有無を簡易的に確認するためのものです。複数項目に該当する場合は、自己判断で様子を見るのではなく、医療機関での相談を検討することが大切です。
これらの目安に当てはまる場合は、状態に応じた評価が必要になることがあります。症状の程度にかかわらず、医療機関での相談を検討しましょう。
4. 横浜市戸塚区の歯医者 高松歯科医院の睡眠時無呼吸症候群について
横浜市戸塚区の歯医者 高松歯科医院では、睡眠中のいびきや無呼吸が気になる方に向けて、睡眠時無呼吸症候群の歯科的アプローチを行っています。睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、就寝中に呼吸が止まったり浅くなったりする状態を繰り返す疾患で、日中の眠気や集中力低下だけでなく、全身の健康への影響も指摘されています。当院では医科での診断結果を踏まえ、歯医者として関われる範囲での治療をご提案しています。
【横浜市戸塚区の歯医者 高松歯科医院の睡眠時無呼吸症候群治療の特徴】
当院の睡眠時無呼吸症候群のポイント①:医科との連携を重視
横浜市戸塚区の歯医者として、内科など医科と綿密に連携。診断内容等をもとに、適応を確認した上で治療を進めます。
当院の睡眠時無呼吸症候群のポイント②:口腔内環境を踏まえた対応
マウスピース治療前には、作り直しが発生して余計なご負担が増えるのを避けるため、虫歯や歯周病、詰め物の状態など口腔内の検査を行います。必要に応じて関係機関と連携し、口腔内環境を整えた上で、睡眠時無呼吸症候群のマウスピース治療につなげています。歯医者として無理のない治療計画を大切にしています。
当院の睡眠時無呼吸症候群のポイント③:保険適応の可動式マウスピースに対応
当院では、保険適応で作製可能な可動式マウスピースを採用しています。可動式は装着したまま会話しやすく、就寝時も筋肉の動きを妨げにくいため、寝やすさに配慮されています。また、顎関節症がある方にも扱いやすい点が特徴です。
当院の睡眠時無呼吸症候群のポイント④:治療後も継続してフォロー
マウスピースは作って終わりではありません。作製後1〜3か月ほど使用に慣れてきた時期に、医科へ効果判定の検査を依頼し、就寝時の状態などを確認します。その結果を踏まえ、歯医者として必要な調整や評価を行い、継続的に対応しています。
横浜市戸塚区で歯医者をお探しの方、睡眠時無呼吸症候群やいびきについて気になる症状がある方は、まずはお気軽にご相談ください。歯医者の立場から、無理のない治療選択を一緒に考えていきます。
まとめ
睡眠時無呼吸症候群は、いびきだけでなく全身の健康や日常生活に影響を及ぼす可能性があります。自覚しにくい症状でも、日中の眠気や体調の変化として現れることがあります。気になる状態が続く場合は無理に様子を見続けず、早めに医療機関で相談することが大切です。睡眠時無呼吸症候群についてお悩みの方は、横浜市戸塚区の歯医者 高松歯科医院までお問い合わせください。
監修:高松歯科医院
院長 高松 朋矢
【所属学会】
日本口腔外科学会
国際歯周内科学研究会 評議委員
日本小児矯正研究会
ドライマウス研究会
抗加齢歯科医学研究会
歯の寿命を延ばす会
【取得資格】
社団法人 日本口腔外科学会 口腔外科認定医
厚生労働省 歯科医師臨床研修指導歯科医
ドライマウス研究会 認定医
日本歯科医学振興機構 臨床歯科麻酔管理指導医
