十分に寝たはずなのに、朝から強い疲労感が残る場合、睡眠時無呼吸症候群が関係している可能性があります。自分では眠れていると思っていても、実際には睡眠の質が保たれていないケースも少なくありません。放置すると生活の質に影響を及ぼすこともあるため、早めに気づくことが大切です。今回は、睡眠時無呼吸症候群で寝ても疲れが取れない原因や特徴、対策について、横浜市戸塚区の歯医者 高松歯科医院が解説します。
1. 睡眠時無呼吸症候群で疲れが取れない原因
睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が何度も止まったり浅くなったりする病気です。その影響で、十分な睡眠時間を確保しても疲れが残ることがあります。
①睡眠の質が低下する
呼吸が止まることで一時的に酸素が不足し、脳が覚醒を促すことがあります。自覚がなくても眠りが分断され、深い睡眠に入りにくくなる傾向があります。
②血液中の酸素が不足する
呼吸停止が繰り返されることで血液中の酸素濃度が低下し、全身の臓器や筋肉に十分な酸素が行き渡りにくくなります。その結果、体の回復が進みにくく、疲労感が残ることがあります。
③交感神経が過剰に働く
呼吸が止まるたびに、体は緊張状態になりやすくなります。夜間にリラックスしにくくなり、心拍数や血圧が上がりやすくなることも、疲労の一因とされています。
④深い睡眠が減少する
成長ホルモンは深い眠りの間に分泌され、体の修復を助けるとされています。無呼吸により深い睡眠が減少すると、身体の回復が十分に行われにくくなります。
⑤何度も覚醒が起こる
短時間の覚醒が一晩に何十回も生じることがあります。本人に自覚がなくても、脳や体が十分に休息できていない状態が続きやすくなります。
これらの要因が重なり、睡眠時間を確保しても体と脳が十分に休まらず、慢性的な疲労感につながることがあります。
2. 睡眠時無呼吸症候群による疲労感の特徴
睡眠時無呼吸症候群による疲労感には、一般的な寝不足とは異なる傾向があります。日常生活に影響を及ぼすこともあるため、特徴を知っておくことが大切です。
①起床時から続くだるさ
長時間眠っても爽快感が得られにくく、起床直後から体が重く感じられることがあります。十分に休んだ実感が得られず、目覚めの悪さが続く傾向があります。
②日中に現れる強い眠気
会議中や運転中など、本来は起きているべき場面でも強い眠気が出ることがあります。集中力の低下や作業効率の低下にもつながり、仕事や学業に支障をきたすこともあります。
③起床時の頭痛や口腔内の乾き
起床時の頭痛は、夜間の酸素不足が関係していると考えられています。また、口呼吸が増えることで、口腔内の乾燥やのどの違和感を感じる場合もあります。
④気分の落ち込みやイライラ
慢性的な睡眠の質の低下は、気分の変動やいら立ちにつながることがあります。十分に眠っているつもりでも疲労が抜けないことで、精神的な不調と誤解されることもあります。
⑤いびきや無呼吸の指摘
家族からいびきが大きい、あるいは呼吸が止まっていると指摘されることがあります。自覚症状が少ない場合でも、周囲の気付きが重要な手がかりになることがあります。
これらの症状が複数当てはまる場合は、単なる疲れや年齢の影響と決めつけないことが大切です。睡眠時無呼吸症候群の可能性も視野に入れ、医療機関へ相談することを検討しましょう。
3. 睡眠時無呼吸症候群で疲れが取れない場合の対策
睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合、放置せずに対応することが重要です。原因に応じた対策を行うことで、疲労感を軽減できる可能性があります。
①医療機関での検査
まずは医科や歯医者で相談し、必要に応じて睡眠検査を受けることがあります。簡易検査や入院検査により、重症度が評価されることがあります。
②マウスピースによる治療
歯医者で作製するマウスピースは、下あごを少し前に出した状態で保ち、空気の通り道が狭くなりにくいようにする装置です。主に、軽度から中等度の症例で用いられることがあります。
③CPAP療法の活用
専用の装置で鼻から空気を送り、気道の閉塞を防ぐ治療法です。医科で導入されることが多く、重症例に適応が検討される場合があります。
④生活習慣の見直し
体重増加は気道を狭める要因となることがあります。適切な体重管理や就寝前の飲酒を控えることは、症状の軽減につながる場合があります。
⑤定期的なフォローアップ
治療開始後も、定期的に状態の確認を行うことが大切です。症状の変化がみられた場合は、早めに相談することが望ましいとされています。
睡眠時無呼吸症候群は継続的な管理が重要です。自分に合った方法を選択し、医療機関と連携しながら対策を続けることで、日常生活の質の向上につながる可能性があります。
4. 横浜市戸塚区の歯医者 高松歯科医院の睡眠時無呼吸症候群について
横浜市戸塚区の歯医者 高松歯科医院では、睡眠中のいびきや無呼吸が気になる方に向けて、睡眠時無呼吸症候群の歯科的アプローチを行っています。睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、就寝中に呼吸が止まったり浅くなったりする状態を繰り返す疾患で、日中の眠気や集中力低下だけでなく、全身の健康への影響も指摘されています。当院では医科での診断結果を踏まえ、歯医者として関われる範囲での治療をご提案しています。
【横浜市戸塚区の歯医者 高松歯科医院の睡眠時無呼吸症候群治療の特徴】
当院の睡眠時無呼吸症候群のポイント①:医科との連携を重視
横浜市戸塚区の歯医者として、内科など医科と綿密に連携。診断内容等をもとに、適応を確認した上で治療を進めます。
当院の睡眠時無呼吸症候群のポイント②:口腔内環境を踏まえた対応
マウスピース治療前には、マウスピースの作り直しが発生し、余計なご負担が増えるのを避けるため、虫歯や歯周病、詰め物の状態など口腔内の検査を行います。必要に応じて関係機関と連携し、口腔内環境を整えた上で、睡眠時無呼吸症候群のマウスピース治療につなげています。歯医者として無理のない治療計画を大切にしています。
当院の睡眠時無呼吸症候群のポイント③:保険適応の可動式マウスピースに対応
当院では、保険適応で作製可能な可動式マウスピースを採用しています。可動式は装着したまま会話しやすく、就寝時も筋肉の動きを妨げにくいため、寝やすさに配慮されています。また、顎関節症がある方にも扱いやすい点が特徴です。
当院の睡眠時無呼吸症候群のポイント④:治療後も継続してフォロー
マウスピースは作って終わりではありません。作製後1〜3か月ほど使用に慣れてきた時期に、医科へ効果判定の検査を依頼し、就寝時の状態などを確認します。その結果を踏まえ、歯医者として必要な調整や評価を行い、継続的に対応しています。
横浜市戸塚区で歯医者をお探しの方、睡眠時無呼吸症候群やいびきについて気になる症状がある方は、まずはお気軽にご相談ください。歯医者の立場から、無理のない治療選択を一緒に考えていきます。
まとめ
睡眠時無呼吸症候群は、十分な睡眠時間を確保していても疲労感が残ることがあります。原因に応じた対策を行うことで、日常の不調が軽減される可能性があります。気になる症状がある場合は、早めに医科や歯医者へ相談することが大切です。睡眠時無呼吸症候群による疲れについてお悩みの方は、横浜市戸塚区の歯医者 高松歯科医院までお問い合わせください。
監修:高松歯科医院
院長 高松 朋矢
【所属学会】
日本口腔外科学会
国際歯周内科学研究会 評議委員
日本小児矯正研究会
ドライマウス研究会
抗加齢歯科医学研究会
歯の寿命を延ばす会
【取得資格】
社団法人 日本口腔外科学会 口腔外科認定医
厚生労働省 歯科医師臨床研修指導歯科医
ドライマウス研究会 認定医
日本歯科医学振興機構 臨床歯科麻酔管理指導医
