「東戸塚駅」よりバス10
「公園前」バス停 下車徒歩1

  • 診療時間

    • 日祝
  • 9:00~13:00

  • 14:30~18:00

土曜日は9:00~16:00の診療となります

親知らずの痛みはいつまで続く?痛みの期間と和らげ方を解説

親知らずが生え始めた頃や、抜歯後にズキズキとした痛みを感じることがあります。日常生活に支障をきたすほどの不快感が続くと「この痛みはいつまで続くの?」と不安になる方も少なくありません。実は、親知らずの痛みにはいくつかの原因があるとされており、状態によって痛みの続く期間も異なることがあります。今回は、親知らずによる痛みがどれくらいの期間続くのか、その原因や注意すべき症状、そして痛みの和らげ方について解説します。

1. 親知らずの痛みはいつまで続く?期間の目安

親知らずの痛みは、その原因や状態によって続く期間が異なることがあります。一般的なケースと注意すべきケースを把握しておくことで、心構えができるようになるでしょう。

①生え始めによる痛み

親知らずが歯ぐきを押しながら生えてくる際に、痛みを伴うことがあります。この痛みは数日〜1週間程度続くことが多く、一時的なものとされています。

②炎症による痛み

親知らずの周りに細菌が入り込み、「智歯周囲炎」などの炎症を起こすと、痛みが強く出ることがあります。腫れや発熱を伴う場合もあり、1週間以上続くこともあるため、早めに歯医者で診てもらうことが大切です。

③抜歯後の痛み

親知らずの抜歯後に痛みが出ることは珍しくありません。多くの場合、2〜3日をピークに徐々に治まっていく傾向があります。

④噛み合わせによる痛み

親知らずが一部だけ出ている状態で、上下の歯がぶつかると痛みが生じることがあります。この場合、原因が改善されない限り痛みが続くこともあるため、歯医者での確認が大切です。

⑤慢性的に続く痛み

何度も痛みをくり返すような場合は、親知らずがうまく生えていなかったり、むし歯になっていたりすることもあります。このような場合、数週間から数か月にわたって痛みが断続的に現れることもあります。

状態や症状によって、痛みの性質や持続期間は大きく異なることがあります。症状が長引いたり、悪化する兆候がある場合は早めに歯医者へ行くことが大切です。

 

2. 親知らずを抜いた後の痛みが強くなる原因

親知らずの抜歯後には、痛みや腫れを感じることがあります。通常は数日で落ち着きますが、痛みが強く出る場合にはいくつかの要因が関係しています。ここでは、代表的な原因を整理して解説します。

①ドライソケットの発生

抜歯後の穴には血のかたまり(血餅)ができ、骨を外部刺激から守る役割を果たします。ところが、強いうがいや喫煙などで血餅が取れてしまうと、骨が露出し「ドライソケット」と呼ばれる状態になります。骨が直接空気や食べ物に触れるため、激しい痛みが続くことがあります。

②細菌感染

抜歯後の清掃が不十分だったり、うがい薬の使用を怠ったりすると、傷口から細菌が侵入して炎症を起こすことがあります。特に、喫煙や糖尿病などで免疫力が低下している場合、感染しやすく痛みや腫れが長引く傾向があります。

③炎症による腫れ

抜歯は外科的な処置であるため、周囲の組織が一時的に損傷を受けます。その修復過程で炎症反応が起こり、腫れや熱感を伴うことがあります。

④体調や生活習慣の影響

睡眠不足やストレス、飲酒、喫煙などは血流や免疫反応に影響し、治りを遅らせる原因となります。また、抜歯当日の長風呂や激しい運動も血流を促し、痛みが強まる場合があるため控えることが望ましいです。

抜歯後の痛みが強い場合、多くは一時的な炎症によるものですが、長引く場合や痛みが増す場合は感染などの可能性もあります。自己判断せず、早めに歯医者に相談することが大切です。

 

3.親知らずの痛みの和らげ方

親知らずの痛みは、正しい対処を行うことで一時的に和らげたり、悪化を防ぐげる場合があります。
軽い痛みであればセルフケアで対応できる場合もありますが、状態によっては歯医者での処置が必要になることもあります。

①冷やす

頬の外から冷たいタオルや保冷剤で冷やすと、炎症による腫れや痛みを抑えやすくなります。氷を直接当てたり、長時間の冷却は避けましょう。

②市販の鎮痛薬を使う

一時的な痛みであれば、市販の痛み止めで緩和が期待できます。ただし、数日経っても改善しない場合は歯医者を受診することが大切です。

③口腔内を清潔に保つ

食べかすが残っていると、炎症が悪化するおそれがあります。うがいや歯磨きで、口腔内を清潔にしておくことが大切です。

④刺激の少ない食事を意識する

熱すぎる・辛すぎる・硬すぎる食事は、痛みのある部分を刺激しやすくなります。やわらかく常温の食べ物を選び、痛みのない側で噛むようにしましょう。

⑤歯医者での応急処置

痛みが強いときやセルフケアで落ち着かないときは、歯医者を受診しましょう。炎症を抑える処置や洗浄、抗菌薬の処方など、症状に応じた対応をしてもらえる場合があります。

親知らずの痛みは、正しい対処で和らげられることもあります。症状が強いときや長引くときは、早めに歯医者に相談しましょう。

 

4.横浜市戸塚区・戸塚駅周辺の歯医者 高松歯科医院の親知らず治療

横浜市戸塚区で親知らずの抜歯や診断を受けられる歯医者をお探しの方へ。戸塚周辺から通いやすい「高松歯科医院」では、親知らずの状態を丁寧に確認し、症状や将来的なリスクをふまえた治療方針をご提案しています。口腔外科の経験を積んだ歯科医師が、処置に伴う負担をできるだけ軽減できるよう配慮しながら対応いたします。

<高松歯科医院の親知らず治療の特長>

①口腔外科での勤務経験がある歯科医師が担当

横浜市戸塚区の高松歯科医院の親知らず治療は、総合病院の歯科口腔外科での勤務経験を持つ歯科医師が担当します。これまでに多数の親知らず抜歯を行ってきた経験をもとに、状態に応じた適切な処置を提供いたします。

②切開は必要最小限に負担を抑える工夫

横浜市戸塚区の高松歯科医院では、親知らずの抜歯にあたって切開範囲をできるだけ小さく抑えるよう配慮しています。処置による出血や腫れ、痛みなどの負担を軽減できるよう努めており、治療後も落ち着いて過ごしていただけるようサポートしています。

③痛みに配慮した表面麻酔や刺入点マッサージ

親知らず抜歯に対する不安を少しでも減らせるよう、麻酔注射の前には表面麻酔を行い、注射する部位にはマッサージを加えるなど、刺激を感じにくくするための工夫を取り入れています。また、麻酔薬を体温に近い状態に温めて使用することで、薬液注入時の不快感をやわらげるよう努めています。

④正確に把握するためのCTによる立体的な診断

親知らずの位置や根の形、神経との距離などを確認する際には、歯科用CTを活用しています。親知らずの画像を立体的に確認できることで、埋伏歯や複雑な形態の歯に対しても、事前に治療の見通しを立てやすくなります。

横浜市戸塚区の歯医者「高松歯科医院」では、親知らずの抜歯だけでなく、「本当に抜く必要があるのか」「今は様子を見るべきか」といった判断に役立つ情報提供にも力を入れています。まずはご相談だけでも構いません。お口の状態を知ることからはじめてみませんか?

▼高松歯科医院の親知らずについて
https://takamatsu-shika.com/wisdom-tooth/

 

まとめ

親知らずの痛みは、原因や状態によって続く期間が異なることがあります。
数日で治まることもあれば、炎症やむし歯、親知らずの生え方によるトラブルで長引くこともあります。
冷却や市販薬などのセルフケアも効果的とされていますが、症状が改善しない場合は歯医者に相談することが大切です。

親知らずの痛みにお悩みの方は、横浜市戸塚区・戸塚駅周辺の歯医者、高松歯科医院までお問い合わせください。

 

監修:高松歯科医院
院長 高松 朋矢

【所属学会】
日本口腔外科学会
国際歯周内科学研究会 評議委員
日本小児矯正研究会
ドライマウス研究会
抗加齢歯科医学研究会
歯の寿命を延ばす会

【取得資格】
社団法人 日本口腔外科学会 口腔外科認定医
厚生労働省 歯科医師臨床研修指導歯科医
ドライマウス研究会 認定医
日本歯科医学振興機構 臨床歯科麻酔管理指導医