東戸塚駅から車で7分、戸塚区名瀬町の「高松歯科医院」です。
今回は「仕上げ磨きの正しい方法とは?子どもの歯磨き習慣をつけるコツ」の第1回です。
1. はじめに
「うちの子、ちゃんと歯を磨いているのに虫歯ができてしまった…」
そんな悩みを持つ親御さんは多いのではないでしょうか?
実は、子どもだけの歯磨きでは十分に汚れが落とせないことが多く、親が仕上げ磨きをしてあげることが重要です。
特に 乳歯は永久歯よりもエナメル質が薄いため、虫歯になりやすい 特徴があります。
今回は、仕上げ磨きの重要性と、子どもの歯磨き習慣を定着させるためのコツについて解説します。
2. 仕上げ磨きが重要な理由
子どもの歯は大人よりも虫歯になりやすいため、仕上げ磨きが不可欠です。
その理由を詳しく見ていきましょう。
- 乳歯はエナメル質が薄く、虫歯になりやすい
- 乳歯のエナメル質は永久歯よりも 約半分の薄さしかなく、虫歯の進行が速いのが特徴です。
初期の小さな虫歯も、あっという間に大きくなってしまうことがあります。
- 乳歯のエナメル質は永久歯よりも 約半分の薄さしかなく、虫歯の進行が速いのが特徴です。
- 自分では磨き残しが多い
- 子どもは手先が未発達なため、しっかり歯を磨くことが難しく、特に奥歯や歯と歯の間には磨き残しがたまりやすいです。
- 虫歯は子ども同士でうつることがある
- 虫歯の原因となるミュータンス菌は、親や兄弟との食器の共有や口同士の接触などで感染することがあります。
定期的な仕上げ磨きと、家族全員の口腔ケアが大切です。
- 虫歯の原因となるミュータンス菌は、親や兄弟との食器の共有や口同士の接触などで感染することがあります。
次回の第2回では、仕上げ磨きの正しい方法について詳しく解説します!