「急に親知らずが痛くなった」「何もしていないのにズキズキする」といった症状に悩まされたことはありませんか?
このような親知らずの痛みは、必ずしもむし歯や炎症が原因とは限らず、ストレスが影響している場合もあります。
特に強い緊張や疲労が続くと、無意識のうちに歯ぎしりや食いしばりが起こり、親知らずの周囲に負担がかかることがあります。
今回は、親知らずの痛みとストレスとの関係、その他に考えられる原因、そして痛みが出たときの対処法について解説します。
1. 親知らずの痛みとストレスは関係あるのか?
親知らずの痛みとストレスには、密接な関係があることが分かってきています。一見無関係に思えるかもしれませんが、精神的なストレスは歯ぎしりや食いしばりなどの無意識な行動を引き起こし、親知らず周辺に影響を与えることがあります。以下に、その背景と仕組みをわかりやすく解説します。
①ストレスが歯ぎしりや食いしばりを引き起こすことがある
精神的なストレスは、睡眠中や無意識のうちに歯ぎしりや食いしばりを引き起こす原因になることがあります。このときの圧力が親知らずに影響を与え、痛みや違和感が現れることもあります。特に、親知らずが横向きに生えていたり、歯ぐきの中に埋まっている場合は、負担が集中しやすく、痛みが強くなる傾向があります。
②顎周りの筋肉の緊張が痛みを誘発することがある
ストレス状態では、体全体が緊張しやすくなり、特に顎周りの筋肉が硬直することで、親知らずやその周囲に痛みが発生することがあります。これがいわゆる「筋肉性の痛み」であり、歯自体に異常がなくても強い不快感を覚えることがあります。
③免疫力の低下による炎症リスクの増加
ストレスが長期間続くと、体の免疫機能が低下しやすくなります。その結果、親知らずの周囲に細菌が繁殖しやすくなり、歯ぐきが腫れたり膿が溜まるなどの炎症が起こりやすくなります。
④ホルモンバランスの変化による歯周組織への影響
特に女性の場合、ストレスによってホルモンバランスが乱れやすくなり、それが歯ぐきの腫れや出血を引き起こす要因になることがあります。特に、親知らずの周りは歯磨きが行き届きにくいため、症状が出やすい部位といわれています。
⑤睡眠の質の低下によって回復が遅れることも
ストレスによって睡眠の質が悪化すると、体の自然な回復機能が低下し、口腔内の炎症が治りにくくなります。その結果、親知らずの痛みが長引くこともあります。
ストレスは一見関係なさそうに見えても、親知らずの痛みに影響することが少なくありません。身体だけでなく、心のケアもあわせて行うことが大切です。
2. 親知らずが痛むときに考えられる他の原因
親知らずの痛みは、ストレスだけが原因とは限りません。実際には、次のような明確な要因によって引き起こされることも多くあります。以下に、親知らずの痛みの原因として考えられる代表的なケースを解説します。
①親知らずが真っすぐに生えていない
親知らずはスペースが足りない状態で生えることも多く、斜めや横向きに生えてくることがあります。このような生え方は、周囲の歯ぐきや隣の歯を圧迫し、腫れや痛みの原因となることがあります。
②歯ぐきの炎症
親知らずの周囲に細菌が侵入すると、歯ぐきが炎症を起こし、腫れや痛みが出ることがあります。特に、親知らずが一部しか露出していない場合は、歯周ポケットに食べかすが溜まりやすく、炎症が起きやすくなります。
③むし歯や隣接する歯の損傷
親知らず自体や隣の歯にむし歯ができると、痛みの原因になることがあります。奥の方は歯ブラシが届きにくく、むし歯になりやすい場所でもあるため、定期的なチェックが欠かせません。
④噛み合わせの乱れによる圧力
親知らずが上の歯や下の歯と正しく噛み合っていないと、局所的に強い圧力がかかり、痛みが生じることがあります。特に無意識のうちに食いしばる習慣がある場合、症状が慢性化することもあります。
⑤歯の根に膿が溜まっている
歯の根に炎症が生じて膿が溜まると、親知らず周辺に鈍い痛みが広がることがあります。この場合は、レントゲン検査で状態を確認する必要があります。
⑥外的刺激による影響
硬い食べ物を噛んだ際に親知らずに強い力がかかったり、誤って舌や頬を噛んでしまったことが痛みにつながることもあります。
このように、親知らずの痛みにはさまざまな原因が考えられます。自己判断で放置せず、痛みが強くなったり長引いたりする場合は、早めに歯医者を受診することが大切です。
3. 親知らずが急に痛くなったときの対処法
突然の親知らずの痛みが起きたときは、冷静に対処することが重要です。適切な対応を行うことで、症状の悪化を防ぎ、痛みを和らげることが期待できます。以下に、親知らずの急な痛みへの対処法を解説します。
①痛む部分を冷やす
外側から頬を冷やすことで、炎症による腫れや痛みを一時的に和らげることが期待できます。ただし、氷を直接当てると逆に刺激になってしまうことがあるため、保冷剤をタオルに包んで優しく冷やすようにしましょう。
②患部を清潔に保つ
痛みの原因が細菌感染によるものである場合、口腔内の清潔は非常に重要です。優しくうがいをして食べかすを取り除いたり、柔らかい歯ブラシで丁寧にブラッシングすることを心がけましょう。ただし、痛みが強いときは無理にブラシを当てないよう注意が必要です。
③市販の鎮痛薬を使用する
一時的な痛みであれば、市販の鎮痛薬を使用することで、一時的に痛みが緩和されることがあります。ただし、使用前には薬剤師や歯科医師に相談することをおすすめします。
④睡眠や食事の工夫をする
ストレスや睡眠不足が痛みの悪化につながることもあります。できるだけ早く休息をとり、柔らかくて刺激の少ない食事を心がけることで、症状の進行を抑えることが期待できます。
⑤痛みが続く場合は早めに歯医者を受診する
2~3日以上痛みが続く、もしくは腫れや発熱を伴う場合は、親知らずが細菌感染を起こしている可能性があるため、歯医者での診察が必要です。レントゲン検査で正確な原因を特定し、その結果に基づいて適切な治療がすすめられます。
一時的な痛みに対処しつつ、根本的な原因を見極めて適切な処置を受けることが、再発防止につながるでしょう。
4.横浜市戸塚区・戸塚駅周辺の歯医者 高松歯科医院の親知らず治療
横浜市戸塚区で親知らずの抜歯や診断を受けられる歯医者をお探しの方へ。戸塚周辺から通いやすい「高松歯科医院」では、親知らずの状態を丁寧に確認し、症状や将来的なリスクをふまえた治療方針をご提案しています。口腔外科の経験を積んだ歯科医師が、処置に伴う負担をできるだけ軽減できるよう配慮しながら対応いたします。
<高松歯科医院の親知らず治療の特長>
①口腔外科での勤務経験がある歯科医師が担当
横浜市戸塚区の高松歯科医院の親知らず治療は、総合病院の歯科口腔外科での勤務経験を持つ歯科医師が担当します。これまでに多数の親知らず抜歯を行ってきた経験をもとに、状態に応じた適切な処置を提供いたします。
②切開は必要最小限に負担を抑える工夫
横浜市戸塚区の高松歯科医院では、親知らずの抜歯にあたって切開範囲をできるだけ小さく抑えるよう配慮しています。処置による出血や腫れ、痛みなどの負担を軽減できるよう努めており、治療後も落ち着いて過ごしていただけるようサポートしています。
③痛みに配慮した表面麻酔や刺入点マッサージ
親知らず抜歯に対する不安を少しでも減らせるよう、麻酔注射の前には表面麻酔を行い、注射する部位にはマッサージを加えるなど、刺激を感じにくくするための工夫を取り入れています。また、麻酔薬を体温に近い状態に温めて使用することで、薬液注入時の不快感をやわらげるよう努めています。
④正確に把握するためのCTによる立体的な診断
親知らずの位置や根の形、神経との距離などを確認する際には、歯科用CTを活用しています。親知らずの画像を立体的に確認できることで、埋伏歯や複雑な形態の歯に対しても、事前に治療の見通しを立てやすくなります。
横浜市戸塚区の歯医者「高松歯科医院」では、親知らずの抜歯だけでなく、「本当に抜く必要があるのか」「今は様子を見るべきか」といった判断に役立つ情報提供にも力を入れています。まずはご相談だけでも構いません。お口の状態を知ることからはじめてみませんか?
▼高松歯科医院の親知らずについて
https://takamatsu-shika.com/wisdom-tooth/
まとめ
親知らずの痛みは、ストレスや歯ぎしりといった生活習慣の影響から、歯の生え方やむし歯・炎症など、さまざまな要因が考えられます。突然の痛みに悩まされたときは、自己判断で放置せず、冷やす・清潔に保つ・鎮痛薬の使用といった対処をしながら、できるだけ早く歯医者を受診しましょう。また、普段からの歯磨きや定期検診、ストレス対策を通じて、親知らずのトラブルを予防することが大切です。
横浜市戸塚区周辺で親知らずの痛みにお悩みの方は、高松歯医者までお問い合わせください。
監修:高松歯科医院
院長 高松 朋矢
【所属学会】
日本口腔外科学会
国際歯周内科学研究会 評議委員
日本小児矯正研究会
ドライマウス研究会
抗加齢歯科医学研究会
歯の寿命を延ばす会
【取得資格】
社団法人 日本口腔外科学会 口腔外科認定医
厚生労働省 歯科医師臨床研修指導歯科医
ドライマウス研究会 認定医
日本歯科医学振興機構 臨床歯科麻酔管理指導医
